コロナ禍で変化する沖縄結婚式事情
こんにちは、沖縄県内でブライダル情報誌「ちゅら婚」を運営している、安里 庶司です。
弊社は、結婚式に関わる情報サービスを提供している事業者です。
また、「社会全体で結婚を応援する気運を高めていく」という沖縄県の趣旨に賛同し「おきなわ出会い応援企業」の登録事業者としても活動しております。
今年3月に執筆「コロナ禍の沖縄結婚式事情」に続く今回は、緊急事態宣言延長によって、(7月16日時点)、結婚式場の、酒類の提供が禁止や、さらに「できるだけ短時間(1時間30分以内)」「なるべく少人数(50人以下など)」で開催するよう求めている中、長引くコロナ禍において、結婚式の実施に悩むカップルも多くいらっしゃるかと思います。そのような状況下の中でも素敵な結婚式を挙げられた方々がおりますのでご紹介いたします。
コロナ禍で大人数の結婚式を諦め中止せざるを得なくなったカップルの小さな挙式
「小さな結婚式」をプロデュースする株式会社レックと、弊社の合同企画「おきなわ結婚式応援プロジェクト」によって、コロナ禍で結婚式を中止されたカップルに挙式プレゼントを実施致しました。
大人数の結婚披露宴が多い沖縄において、ふたりだけや家族だけなど、結婚のカタチを残したい!というカップルに選ばれている「小さな結婚式」。コロナ禍の今、大人数の披露宴実施を悩まれている方や、先に家族だけでもお披露目をして、コロナの状況をみて披露宴をしたいというカップルにもおすすめです。
両親へ感謝の想いを伝える結婚式
3度中止となった結婚式。これまで育ててくれた両親に、少しでも感謝の想いを伝えたいと強く願う気持ちで実施された小さな結婚式。
挙式中、ご両親と言葉を掛け合い、握手を交わした瞬間、グッと涙をこらえる姿や、新婦から両親やゲストにむけて読まれた手紙は、ゲスト全員を温かい気持ちに包み込んでいました。
挙式を終えて「生活や環境も変わっていく中、今日この日を迎えることが出来て、よかった」と新婦様。「夫婦の絆もより深まったと思う。これからも明るく楽しい家庭を築いていう」と約束を交わす新郎様。結婚式を通して、家族の絆をより強く感じる結婚式となりました。
結婚10年目に叶う家族婚
昨年11月に予定して披露宴をコロナ禍で中止を余儀なくされたふたり。新婦の父が末期がんを患ったため、「元気なうちにドレス姿を見せたい」と挙式を希望されていました。
感染対策を講じて実施された挙式は、親族ら31人が参加し、新郎新婦の晴れ姿に目を潤ませ感激されていました。
新婦の父は当日体調不良のため出席は叶いませんでしたが、「両親や親族に感謝の気持ちを伝えることができた」と喜びの表情を浮かべていました。
「WithコロナAfterコロナ時代」に対応した感染予防対策で、安心安全な結婚式を
今年から少しずつ増えてきた沖縄披露宴スタイル。
ホテルでは、新郎新婦や両親・親族はもちろん、友人ゲストにも安心して来館・結婚式ができるように、新型コロナウイルス感染予防対策を行っています。
沖縄披露宴定番の卓盛料理では、取り分け用のトングの使い回しを避けて個別で用意され、飛沫防止のパテーションもセットされています。
大人数披露宴の実施に悩むカップルにも、しっかりとサポートしてくれるのでぜひ、一度ホテル・式場に見学に行くことをオススメします!
結婚準備を楽しもう!おきなわ結婚式応援プロジェクト
弊社では、結婚準備をコロナ禍でも前向きに進めてほしいという想いで、結婚式準備をはじめるふたりや、結婚新生活をはじめたふたりにも楽しめる企画を準備中です。
結婚式相談をはじめ、ウェディングアイテムや新生活をはじめるライフプランニングのこと、自分のこと相手のことを理解する個性心理学など、セミナースタイルやワークショップなどを予定しています。
また、「ちゅら婚結婚準備相談カウンター」では、安心・安全に行える結婚式の準備やスタイルに関する相談、式場探しのご相談も行っておりますので、気になる方はお気軽にお問合せください。
日々報じされる感染者数を目にしながら、さまざまな不安・疑問を抱えているカップルもたくさんいらっしゃるかと思いますが、それでも結婚や結婚式をあきらめずに行えるように、ハッピーな気持ちでふたりを応援していきます!
価値観の多様化が広がりを見せる中、結婚式を挙げる・挙げない選択肢はもちろん、コロナ禍の今だからこそ、結婚式の本質を見つめなおし、ふたりにあった結婚式のスタイルを考えてみてはいかがでしょうか。