コロナ禍の沖縄結婚式事情について
こんにちは、沖縄県内でブライダル情報誌「ちゅら婚」を運営している、安里 庶司です。
私共は、ブライダル支援を推進していく上で、社会全体で婚活支援をしていこうと提唱している「おきなわ出会い応援企業」の活動に共鳴し、登録をさせて頂きました。
長期化するコロナ禍は、人生の新たな門出となる結婚式にも大きな影響を与えています。
今回、県内のブライダル情報発信をしている立場から見る、「コロナ禍の沖縄結婚式事情」についてご紹介いたします。
まずは沖縄県内の結婚式について、大きく分けて地元カップルが中心の披露宴(大人数スタイル)と、県外カップルや海外から旅行を兼ねて行う沖縄リゾートウェディングの2つがあります。
沖縄披露宴
沖縄披露宴といえばとにかく盛大で、招待人数も200~300名規模が多く、親族や親せき、地元の友人や会社関係など、みんなでふたりをお祝いします。「かぎやで風」や「賑やかな余興」「カチャーシー」など、沖縄独特の風習も魅力のひとつです。
画像提供:結婚式場N.B.C
沖縄リゾートウェディング
年間約16,000組(令和元年沖縄リゾートウェディング統計調査)のカップルがウェディング目的で来県し、美しい海や空、自然に囲まれたロケーションの中で行うウェディングは、沖縄の観光ブランドのひとつにもなっています。
画像提供:リザンシーパークホテル谷茶ベイ
コロナ禍を受けての県内の結婚式状況
「結婚式の時期はいつがいいの?」「結婚式をしたいけど、まわりはどうしているの?」
「どうして今まで通りの結婚式じゃダメなの?!」
日々報じられる新型コロナの感染者数を目にしながら、さまざまな不安・疑問を抱えているカップルもたくさんいらっしゃいます。
昨年からコロナ禍の影響を受け、弊社の相談カウンターには、県内の結婚式の延期や中止、規模縮小で検討する多くのカップルからのお問合せが寄せられました。
今年に入り、式場・ホテルも感染予防対策を講じながら、200名規模の披露宴を行う方もいらっしゃいますが、コロナの影響によって、結婚式を挙げる時期や選択は、新郎新婦にとって、まだまだ悩む方が多いのが現状です。
Withコロナ時代 結婚式スタイルのカタチ
コロナ禍で結婚式をしたくても迷っているカップルも多い中ですが、最近は少しずつ結婚式を挙げるカップルも増えてきました。少しでも結婚式を前向きに検討したいと思うカップルに、さまざまなカタチとしてご紹介します!
選択肢のひとつとしてご参考にしてみてください。
2部制ウェディング
1部は親族中心の厳かな会食スタイル、2部は友人や知人と賑やかなパーティースタイルにするなど、幅広く楽しめるのが特徴です。
画像提供:ブルックリンハウス
(ウェディングプロデュース キュキュ)
ハイブリット結婚式
従来の参加型の結婚式とオンラインで配信するリモート参加型の結婚式を合わせた新しいバンケット様式。コロナ禍でも結婚式を挙げたい新郎新婦と、祝福したい参列者がオンライン上で幸せな時間を共有できます。
画像提供:HUB沖縄
(会場:マリエールオークパイン那覇)
家族婚
家族や親族、ごく親しい友人などの近親者のみで行う小規模な結婚式スタイルのこと。
沖縄ではあまり馴染みのないスタイルですが、小規模だからこそ伝えらえる、ゲスト一人ひとりへの想い。ゲストと過ごす時間を大切にしたいと思うカップルにオススメです。
画像提供:ラヴィ・ファクトリー沖縄
(会場/レストラン イル・ド・レ)
フォトウェディング
結婚式はまだ先だけど、前撮りとして写真を残すカップルや、結婚式はしないけど、写真だけのフォトウエディングを選択することも増えています。
画像提供:ラヴィ・ファクトリー沖縄
価値観の多様化が広がりを見せる中、結婚式を挙げる・挙げない選択肢はもちろん、
コロナ禍の今だからこそ、結婚式の本質を見つめなおし、ふたりにあった結婚式のスタイルを考えてみてはいかがでしょうか。
「ちゅら婚結婚準備相談カウンター」では、結婚式の準備やスタイルに関する相談、式場探しのご相談も行っておりますので、気になる方はお気軽にお問合せください。