皆さま、こんにちは。はじめてコラムを担当させていただきます株式会社アイティオージャパン伊藤貴庸と申します。

　弊社は沖縄県内で沖縄発のアロマブランド「ペタルーナ」を県内3店舗と、昨年からアウトドアとキャンピング事業「アソビバワークス」を展開しております。

　少子化対策の一環として「おきなわ出会い応援企業」の取り組みに共鳴し、当社も登録させていただきました。

　今日は弊社のメイン事業である「香り」についてお話していきたいと思います。

　「香り」は私たちの感情や行動にさまざまな影響を与えることが知られています。
　普段人と接する中でも「この人なんかいい匂いするな」と感じたことはありませんか？

　メラビアンの法則でも言われておりますが、婚活などの出会いの場でも第一印象がとても大きなウェイトを示すことと同じように、臭覚を意識させる「香り」も実は大事であったりもします。

　人それぞれ香りの好みなどもありますが、過去の経験などにも影響されることがあるので、この「香り」なら絶対大丈夫！などというのはないことを理解してください。

　「香り」と聞くと香水やアロマ、お香や柔軟剤をイメージされるかと思いますが、今回は香り＝アロマの視点でお話できればと思います。

　「香り」に包まれることで自分自身にも良い効果が期待できると言われています。

• 感情や気分への影響:
  特定の香りは、私たちの感情や気分に直接影響を与えることがあります。例えば、ラベンダーやカモミールなどの花の香りはリラックスや安心感をもたらすとされ、柑橘系の香りは爽やかで活気づけられる効果があると考えられています。
  
  
• 記憶の喚起:
  香りは過去の出来事や経験と結びついて、記憶を呼び覚ますことがあります。特定の香りがあると、それに関連する出来事や場面が思い浮かぶことがあります。
  
  
• ストレスの軽減:
  リラックス効果のある香りは、ストレスや疲労の軽減に寄与することがあります。例えば、ラベンダーの香りはストレスを和らげ、睡眠の質を向上させるといわれています。
  
  
• 集中力や注意力の向上:
  特定の香りが脳の活性化に寄与し、集中力や注意力を向上させることがあります。ペパーミントやローズマリーなどの香りは、気分を引き締め、集中力を高めると考えられています。
  
  
• 社交的な影響:
  香りは人とのコミュニケーションにも影響を与えます。良い香りがすると、周囲の人に好印象を与えたり、親しみやすさを感じさせることがあります。
  
  
• 購買行動への影響:
  香りは商業的な環境においても影響を与えます。特定の香りが店内に漂っていると、購買意欲を高め、顧客の滞在時間を延ばす効果があるとされています。
  

　また、対人に対しても以下のようなポジティブな効果が期待できます。これは、婚活の場において意識して頂きたい点になるかと思います。

• 清潔感:
  良い香りは清潔感を与え、相手に対して清潔で手入れの行き届いた印象を与えることがあります。シャワーや香水、洗剤の香りがこれに該当します。
  
  
• 魅力的な印象:
  特定の香りは魅力的であり、それが相手にとって好ましいと感じさせることがあります。適切に選ばれた香水や香りが、個人の魅力を引き立てることがあります。
  
  
• リラックス感:
  ラベンダーやカモミールなどのリラックス効果のある香りは、相手にリラックス感を与えることがあります。これが共感や友好的な雰囲気を醸し出す要因となります。
  
  
• 印象づけ:
  特定の香りは個人や場所と強く結びついていることがあり、相手にその印象を与えることがあります。例えば、特定の香りがある場所や季節に訪れると、それに対する印象が強くなります。
  
  
• 個性の表現:
  香りは個人の好みや個性を表現する手段となります。自分の好みやスタイルに合った香りを身にまとうことで、相手に対して自分らしい印象を与えることができます。

　ただし、香りには好みがあるので、人によって個人差もあるので注意してください。
　何事もやりすぎは禁物。適切な香りの使い方が重要となります。

人に好印象を与えるアロマ活用方法

　よく人の第一印象で一番に重要視されるのは清潔感と言われています。

　清潔感とは外見、身だしなみだけではなくその人が放つ匂いは非常に重要といわれています。
　TPOに合わない強烈な香水や、汗臭い匂いいがしたら幻滅しますよね。

　ビジネスや商談の場においても、良い香りがする会議室で行う商談は、科学的にも成約率があがると言われており、ここ最近では店舗やオフィスにアロマを設置しているところも増えています。

　そんな香りを味方にすべく「人に好印象を与えるアロマ活用方法」を3点お伝えしたいと思います。

① 合成香料の香水は避ける
　ここ最近はアパレルメーカーやハイエンドブランドが様々な価格帯の香水を出して求めやすくなっています。初心者の方が購入する場合に気を付けて頂きたいのでは、主張が強すぎる香り（特に合成香料）は避けるのが無難です。特にビジネスの場面など個室での対面の場がある場合は、人によって不快に感じる場合が多々あります。

　私たちペタルーナがお薦めしているのは、植物の香りだけでつくられた香水は優しい香りです。【船便】アロマ香水 KAI～海色～ – 沖縄アロマ　ペタルーナ
シークヮーサーやライムなどの柑橘系は万能精油と言われており、老若男女問わず好印象を持たれる香りです。合成香料のように香りは残りにくいので、1日朝、昼、夕方に2～3プッシュほど手首や首元に吹きかけるだけで十分です。

② さりげない名刺や資料に香りをつける
　僕自身アロマのお店をやっていて自然とアロマに触れていることから、外回りで取引先や銀行の窓口に行く際によく「伊藤さんなんかいい匂いしますね」という言葉をかけて頂きます。

　おそらく普段からアロマの香りのするオフィスや常にアロマを持ち歩いているかもしれません。その話題がアイスブレークとなり、会話が進むってこともよくあります。

　大事な商談の際に行う名刺交換する際や、お客さまにお渡しする資料にアロマをシュッと一吹きかけてあげるだけで、好印象を持って頂けること間違いありません。是非、お試しください。

③ 日常におすすめのアロマオイル
僕自身、日常でアロマを活用しているのですが、時間帯やその時の気分で使い分けています。

朝のアロマ

　1日の始まりの朝には、すがすがしい雰囲気にピッタリなアロマを選んでいます。

　頭がすっきりするようなクリアな香りをもつユーカリ、ローズマリー、ペパーミントや、明るく前向きな気持ちにしてくれるレモン、グレープフルーツなど柑橘系のさわやかな香りがぴったりです。

おすすめ精油：ユーカリ、ローズマリー、ペパーミント、レモン、グレープフルーツ、ライム

昼のアロマ

　オフィスで過ごす日には、集中力を高めてやる気をアップさせるローズマリーやグレープフルーツ、サイプレスやリフレッシュ効果のあるベルガモットやティートリーがおすすめです。

オフィスで過ごすときにおすすめ精油：ローズマリー、グレープフルーツ、サイプレス、ペパーミント、ベルガモット、ティートリー
家で過ごすときにおすすめ精油：オレンジ・スイート、ベルガモット、レモングラス、ゼラニウム、ユズ、シダーウッド

夜のアロマ

　日中の活動で高ぶった神経を落ち着かせ、安眠に導いてくれる香りをお風呂や寝室で使ってみましょう。

　寝室ではほのかに香りを漂わせるのがポイントです。

夜におすすめの精油：ラベンダー、イランイラン、マジョラム、オレンジスイート、ベルガモット、カモミール・ローマン、フランキンセンス

いかがでしたでしょうか。
人との出会いのシチュエーションは、対面がほとんどだと思います。
見た目、身だしなみ、話し方など整えられたとしても、香り一つで良く悪くも印象は変わる可能性があることをご理解いただけたら嬉しいです。

きっと「香り」は貴方の婚活、そして夢の強力なサポーターとして優しく支えてくれるはずです。

店舗案内 – 沖縄アロマ　ペタルーナ

この記事を書いた人

伊藤 貴庸（いとう たかのぶ）
株式会社アイティオージャパン　代表取締役
2023年度 公益社団法人日本青年会議所 沖縄地区協議会 会長

町のアロマ屋さんをコンセプトに、愛と優しさに溢れたオーガニックアロマ、ナチュラルコスメを発信する「ペタルーナ」を県内3店舗運営。
沖縄県産という誇りと、オーガニック成分へこだわりを胸に、自社工場で一つ一つ丁寧に製造し、直営店での販売まで一貫して対応している。
「香り」が人に与える影響などの講話、アロマ作り体験などのワークショップにも精力的に実施。

2022年には、「アソビを通して人と地域をつなぐ」をコンセプトに、日常からの心の解放の場を作るAsoviva Worksを立ち上げる。​

沖縄での社員旅行・企業研修・人材育成などのチームビルディングの研修事業、そして沖縄の綺麗な海、最高のサンセットをキャンピングカーで楽しんでもらうバンレンタルサービスも展開中。