COLUMN

2021/11/25
お役立ち情報

ライフプランニングの必要性-Part 2

 皆さん、こんにちは。前回ファイナンシャルプランナーとしてライフプランニングの必要性について書かせて頂いた屋良雄一(ヤラユウイチ)です。

前コラム(ライフプランニングの必要性-Part 1 ※2021/5/12掲載)ではライフプランニングの概要をお伝えさせて頂いたので、今回はより現場の意見も踏まえ、より深堀をしていきたいと思います。

お金に対する不安

 私は現在約500世帯のライフプランニングをし、家計管理をさせて頂いています。依頼された理由のほとんどが「お金に対して心配」という内容です。

・子どもが欲しいのですが教育費が心配で…..。

・住宅を購入したいのですが払っていけるのか不安で….。

・老後のお金が心配です…..。

挙げるとキリがありません。
日本の国民性として真面目に働くし、お金もしっかり貯金している、だけど皆心配なんです。
海外の人からすると、日本人は不思議かもしれませんね。

金融リテラシー

 皆さんもご存じの通り沖縄県の出生率はとても高いですが、他方で離婚率も高くなっています。また、金融広報中央委員会(事務局・日銀)が2019年に実施した金融リテラシー調査によると、沖縄県民は、お金の知識や判断力が全国で最も低いということが判明しました。背景には、金融トラブル経験者や消費者ローン利用者の割合も全国上位ということから、学校で金融教育を行うべきだと思っている人の割合も高いということがわかりました。

参照:金融広報中央委員会ホームページ「知るぽると」参照。

 このような背景も踏まえて、去った10月に、結婚や出産、子育てにフォーカスしたライフデザインセミナーを沖縄国際大学にて実施しました。

【補足:沖縄県では、少子化対策の一環として、令和2年度から学生を対象にしたライフデザインセミナーを実施しています。】

 意識調査として行った事前アンケートでは、「結婚をしたくない」という人は一人も居なかったのですが、「子供は授からなくてもいい」という回答もありました。

 理由は、「経済力に不安がある」「責任を持って子どもを幸せに育てる自信がない」等が挙げられました。

 不安を抱えている皆さんに言えること、、、、、、

 それは「知る」という事です。

グループワークで実際に学生が考えたライフプラン表

 教育費で言えば、小学校・中学校・高校・大学に掛かる費用を把握する。そのうえで備える事が出来れば不安は解消されます。ただ、結婚生活で掛かるお金は教育費だけではありません。生活費や住まい、車購入、老後資金などあげればキリがないですね。それを個人で把握し計画通りに実行するのは至難の業となります。

 今回は、「知る」という事も兼ねた上で、前述の事前アンケート回答を基に、家族構成を予め設け、子どもについては何人希望するのか?また、車や住宅の購入(賃貸?持ち家?)についてはどうするのか?などを踏まえた、ライフプランをグループワークになって考えてもらいました。

 事前アンケートでは、子供を授かることに対して不安を抱いていた声も見受けられましたが、ライフプラン授業後には「安心した」や「意外と教育費も払えそう」と出産・子育てに対する考えが変化したように感じられました。情報一つで考えは変わるということが言えるのではないでしょうか。

沖縄国際大学でのライフデザインセミナーの様子

 ここからは個人的な意見とはなりますが、現場でお客様と触れ合うことで私なりの結論が一つだけあります。子どもの人数が増えた事で、家庭崩壊になることは無いという事です。

 ファイナンシャルプランナーの説明の仕方もあるとは思うのですが、人は必ず調整をしていきます。数ある支出の中から子どもに対する支出のバランスが増えるだけで、必ず他の支出を少しずつ調整して生活をしていきます。

 人にはそれぞれの価値観があります。その価値観の中で夫婦がしっかり話し合い、子ども・家・旅行・車など、優先順位を決め、夢をかなえて欲しいと思っています。

 ファイナンシャルプランナーの仕事は皆さんに将来の現実を知って頂く情報提供をします。不安を煽るのではなく、気付いていなかった将来を見て気付いて頂きます。

 少しながらではありますが、その中で法律や社会情勢、制度を活用し一番皆さんが幸せになるお手伝いが出来たらと考えています。

 このコラムを通して、少しでも多くの方に幸せな人生が訪れる事を陰ながら応援しています。

この記事を書いた人

屋良 雄一

ライフプランナー 屋良 雄一

ソニー生命保険株式会社
https://lifeplanner.net/yara-yuuichi/

名桜大学を卒業後、沖縄トヨタ自動車株式会社に就職。
レクサス那覇に配属となり10年間営業に従事。
多くの経営者との出会いから金融のプロを目指し現職へ。

◆保有資格◆
相続診断士、投資診断士、ファイナンシャルプランナー2級
2020年MDRT会員、トータルライフコンサルタント、ライフプランナー

CATEGORY
ARCHIVE