COLUMN

2021/10/31
婚活

婚活で成婚しやすい人とは

 皆さん、緊急事態宣言が明け、行動制限も緩和されてきましたね。緩和されたタイミングだからこそ「婚活を始めてみよう!」と奮起されている方もいるのではないかと思います。「コロナ禍であっても出会いを諦めてほしくない!」との思いで、今回も、沖縄県で婚活アドバイザーとして日本結婚相談所連盟(IBJ)にも加盟し、ハピオキという結婚相談所を運営させていただいている私なりの目線で、「婚活で成婚しやすい人」についてアドバイスさせて頂きますね。

 以前のコラム「コロナ禍でも婚活を諦めない!」の中で、結婚相談所への入会者やお見合い成立が過去最高を更新したことを述べさせていただきました。つまり、「結婚したい!」という気運が高まっている今、婚活の波に上手く乗って、成婚を手に入れる大チャンスなのです。

○「成婚しやすい人」の共通点とは

・婚活を前向きに捉え、積極的に活動している

・相手への希望条件を「これだけは譲れない」というものだけに絞っている

・加点方式で出会うことを意識している

・第三者(婚活アドバイザーなど)のアドバイスを素直に聞き入れることができる

〇婚活を前向きに捉え、積極的に活動している

 県内で開催されている多くの婚活イベントでは、女性の参加者が先に埋まり、一方で男性はと言うと、参加状況を様子見しているのかと思ってしまうほど、中々、埋まらず緩やかに増えていく傾向が見受けられます。男性の皆さん、婚活はモテない人がする活動、婚活イベントに参加するのは、最後の砦だと捉えていませんか?そのようなイメージで婚活に前向きになれないなら、本当に勿体ないことだと私は思います。自らチャンスを逃しているといっても過言ではありません。

 婚活市場の女性は、自らパートナーを探せるスペックを併せ持っている一方で、婚活で効率よく出会いたいという二刀流を上手く操り、前向きに婚活に励む傾向が見られます。特に、結婚相談所の女性会員は、全国的にみても、才色兼備や20代前半から所属されている方も多く、私からみても、みなさん自らの価値を上手に示し、賢く婚活をされているなと、感心してしまいます。

 男性の皆さん、「婚活なんて恥ずかしい」と決めつけないで、積極的に活動してみましょう。周りに婚活をしていると堂々と宣言したことで、親や友人などが良縁を運び込んだケースもあります。

 そして、女性の皆さんには、婚活イベントで相手に好意を示すことを躊躇ったり、結婚相談所では、自らお見合いを申し込むことに抵抗がある人が多く見られます。女性から積極的に好意を示しアプローチすることは、何も恥ずかしいことではありません。「女は待っているもの」といった、昔ながらの受け身でいる必要もありません。「あの時、勇気を出して行動すればよかった」と後悔したケースに、何度も相談を受けた私から言えることは、「出会いが成立するチャンスを自ら広げようとする、一歩を踏み出すことが大事」ということです。

〇相手への希望条件を「これだけは譲れない」というものだけに絞っている

 婚活するにあたり、年齢や年収、職種や容姿など希望条件を理想のままに挙げてはいませんか。勿論、自身の希望が全て当てはまる、理想の相手に巡り合うこともあります。しかしながら、婚活では自身がどのくらいの立ち位置、市場価値なのかを知ることが最も重要になってきます。

 私のカウンセリングでは、まず、全ての希望条件を好きなように挙げて頂きます。年齢や容姿、収入など詳細にヒアリングした上で、この中から自身の市場価値に沿った条件へと絞り、最終的には第三希望までの優先順位をつけてもらいます。優先順位に沿ったり、または組み合わせることで、第一希望だけに固執することなく、第二、第三希望共に合致してる人でもいいなと、良縁を見逃すことにはなりません。

 他にも、個人的に私がお勧めするのは、「希望条件を紙に書くこと」です。なぜならば、思考は文字化すると現実化すると言われています。ひたすら書いて書いて書きまくる!ことで、理想の相手を引き寄せるかもしれません。ぜひ、試してみて下さいね。

〇加点方式で出会うことを意識している

 以前のコラム「自己肯定感の高め方を知ろう」で、「相手の良い所」をみつける「加点法」を意識することで互いを尊重し、褒め合うことができる関係性を築くことができると述べました。これは、将来、互いが家庭を築く上でとても重要なことだと思いませんか。家庭を育むのは共同作業になります。一方だけが頑張れば良いというわけではありません。例えば、相手に不足な点があったとします。そのマイナスだけに焦点するのではなく、補うことが出来る加点、良い所を見出すことが大切です。完璧な人はいません。何かしら不足があるからこそ、人は人を求め合い、支え合って人生を共にしたいと思うのです。

〇第三者(婚活アドバイザーなど)のアドバイスを素直に聞き入れることができる

 婚活する上で、自身を客観的に見るということを意識している方はどれぐらいいるでしょうか。前述での、「婚活では自身がどのくらいの立ち位置、市場価値なのかを知ること」については、やはり、第三者のアドバイスを必要とします。例えば、30代後半、40代に差し掛かっているのに、20代のままでの恋愛スタイルでいるという方も少なくありません。年齢を重ねる毎に恋愛観も変化していることに気づいていないことが多く、私たち第三者が服装やデートスタイル、男性と女性での恋愛に対しての熱量の違いなどを客観的にアドバイスします。

 今までの恋愛観で上手くいかなかったことを素直に相談してみて下さい。失敗を糧に、アドバイスを上手に、素直に聞き入れる方が成婚へと繋がる確率は高くなります。

 ここまで私が婚活アドバイザーとして関わって感じたこと含め、私なりの意見を書かせていただきました。ただ1つだけ言えることは、「待っていても相手はこない」ということです。双方がそれぞれ1歩ずつ進むことで出会う可能性、感じる波長、そしてその先にある未来のためにも自らがまず1歩踏み出すことからが始まりです。

~あなたの幸せは、きっと誰かを幸せにする~

この記事を書いた人

Lien cuore 代表 仲原 和香乃

婚活アドバイザー
ご縁を運ぶには「人ありき」が信条

・元沖縄テレビ 報道部リポーター
・フリーランス司会者、認定心理士、日本能力開発推進協会 ウェディングプランナー
・2014年 婚活事業「Lien cuore」設立 婚活アドバイザー
・2016年度 「沖縄県出会い・交流応援事業」コーディネーターに携わり、2017~2023年度まで7期連続「沖縄県結婚支援ネットワーク構築事業」受託者
・2018年 日本結婚相談所連盟(IBJ)
 2022年日本ブライダル連盟(BIU)の沖縄加盟店として結婚相談所「ハピオキ」を運営
・2020年度 公益社団法人日本青年会議所 
 沖縄地区協議会 NextRevolution推進会議 議長
・2020年度から 一般社団法人日本LGBTサポート協会 理事

 

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