COLUMN

2022/04/27
婚活

ウィズコロナ時代の婚活スタイルとは

 皆さん、新年度がスタートしましたね。新しい職場やお住まいなどの生活スタイルの変化、また、「何か新しいことにチャレンジしてみようかな」と、新たな気持ちでスタートをされる方も多いのではないでしょうか。

 春は出会いの季節でもありますよね。このタイミングで婚活を始めたという方も実際に多くいらっしゃいます。新年度スタートにもあやかって「始めてみよう!」という、このワクワクする気持ち、前向きな姿勢を大事にぜひとも、婚活にも励んで頂ければ幸いです。

 今年度も本事業の受託者として運営、事務局を担います婚活アドバイザーの仲原です。婚活アドバイザーとして日本結婚相談所連盟(IBJ)にも加盟し、沖縄県内でハピオキという結婚相談所も運営させていただいています。引き続き、婚活している皆さんにとって前向きになるような後押しやサポートになれるよう尽力して参りますので、どうぞ、宜しくお願い致します。

 さて、コロナ禍で婚活スタイルはコロナ前と比べて大きく変容してきました。コロナ禍3年目を迎えた今、ようやく皆さんもこの環境に慣れ、見渡すことが出来る時期でもあるかと思います。そのようなことから、今後、どのような婚活スタイルの傾向が見られるのかを改めて「ウィズコロナスタイルの婚活」として着目し、整理しながら皆さんと一緒に考えていければいいなと思っております。

オンラインを制する者は婚活を制する?

出典:PR TIMES
(IBJ日本結婚相談所連盟、月間のお見合い成立件数が過去最多の5万件を突破!)

 私が加盟している日本結婚相談所連盟(IBJ)によると、2022年3月のお見合い成立件数が過去最多となる月間5万件を超えました。

 これは、外出自粛などの活動機会の低下が懸念されていたものの、「オンラインお見合い」が普及したことで、より気軽に出会えるようになったことや、遠距離でのお見合いが促進されたことも要因の一つと考えられます。

 つまりは、コロナ禍によって今までの対面でしか出会えないという概念からオンラインを活用して出会うという、新たな出会いのツールが増えたと私は逆に、「チャンス到来!」の好機と捉えています。皆さんはいかがでしょうか。

 オンラインが普及することで、渡航費用や時間などを掛けて出会うという行程が省かれるという意味では、コスパが良くなったという利点で捉えています。例えば沖縄の離島にいる方が首都圏の東京の方と出逢う、お見合いをするっていう時に、オンラインなどがなければ対面で会うということが、どれだけの時間とお金が費やされるかが皆さんにも想像がつくことでしょう。

出典:PR TIMES
(Pairs、2022年 新社会人の恋愛意識を調査 コロナ禍を経て「オンラインでの出会い」への抵抗感低く)

 更には、興味深い調査として、2022年の新社会人の恋愛意識を調査したところ、コロナ禍を経て「オンラインでの出会い」への抵抗感が低くなっていることがわかりました。

 この中で、コロナ禍のオンライン授業やオンラインでの会話を行ってきたことで、約60%が「オンラインコミュニケーションに抵抗がない」と回答し、恋愛においても同様な傾向で「オンラインで異性と出会うことに抵抗がなくなった」と回答された方も半数以上になったそうです。

 所謂、若者と言われる世代はデジタルリテラシーを駆使しており、SNS等から出会うというのが自然の流れとも言えます。そのような世代にとっては、オンラインで出会い、そこからコミュニケーションを育み、実際に会ってみて今後のお付き合いに発展するかを確かめてみるという手順の方がリスクも少なく、良い意味で効率がいいと捉えているのかもしれません。

 そのような点を踏まえると、コロナ前の婚活イベントでは対面でじっくりと交流を育むイベント、例えば1泊2日のような長期滞在型の婚活イベントは少なくなる傾向かもしれませんね。このようなイベントを展開するには、当事者のみの世界にさせない、外部、地域の関わりをあえてもたせるような繋がり、絆を示す方がよいかもしれません。(コロナ前までは、婚活イベントなどでも当事者のみを囲う方が好まれることもありましたが、今や、人との繋がりを逆に求めて好意的に思えるかもしれませんね)

 他にも、eスポーツ(コンピュータゲームをスポーツ競技として捉える際の名称)やオンラインゲーム等の普及により、スポーツ(ゲーム)を通じて異性と出会ったことがあるという方が恋人へ発展したという調査結果が示されています。まさに、オンラインを駆使した方が、出会いも広がるという可能性を含めて理にかなっていると言えますね。

多様なサービスを展開するマッチングアプリを見極めよう

 コロナ禍で益々、需要が高まっているマッチングアプリですが、皆さんはどのように活用されてますか。今や、マッチングアプリも様々なサービスが展開されています。例えば、オンラインで気軽に恋愛相談ができます。これは、恋愛相談をしたい人と恋愛相談に乗りたい人をマッチングして、オンラインで恋愛相談ができるサービスです。

 恋愛相談って意外に、身近な人に話せなかったりもしますよね。敢えて、第三者にアドバイスをしてもらった方が客観的な判断をしてくれます。

 他にも、業種に特化したマッチングアプリもあります。コロナ禍の影響をプライベートで特に受けている業種といっても過言ではないかと思いますが、医療従事者同士が出会うマッチングアプリです。同業種であると価値観やライフスタイルが共有できる点では、マッチングしやすいというのも言えるかもしれません。

 このように「コロナ禍であっても出会いを諦めないでほしい、出会うことに躊躇しないで」という後押しをする環境は整っています。これらを上手に使いこなすのはあなた次第です。

 さぁ、ワクワクした気持ちで新たな出会いに心を躍らせましょう。

 あなたらならその一歩を踏み出せるはずです。応援しています!

~あなたの幸せは、きっと誰かを幸せにする~

この記事を書いた人

Lien cuore 代表 仲原 和香乃

婚活アドバイザー
ご縁を運ぶには「人ありき」が信条

・元沖縄テレビ 報道部リポーター
・フリーランス司会者、認定心理士、日本能力開発推進協会 ウェディングプランナー
・2014年 婚活事業「Lien cuore」設立 婚活アドバイザー
・2016年度 「沖縄県出会い・交流応援事業」コーディネーターに携わり、2017~2023年度まで7期連続「沖縄県結婚支援ネットワーク構築事業」受託者
・2018年 日本結婚相談所連盟(IBJ)
 2022年日本ブライダル連盟(BIU)の沖縄加盟店として結婚相談所「ハピオキ」を運営
・2020年度 公益社団法人日本青年会議所 
 沖縄地区協議会 NextRevolution推進会議 議長
・2020年度から 一般社団法人日本LGBTサポート協会 理事

 

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